3日目

今日は、どうしても行きたかったところ第2段!

旅行記2016②11月編でちょっとだけ触れましたが、

「世界ふしぎ発見!」で、台湾パワスポ特集の時に、

瀬戸カトリーヌさん(現:瀬戸たかのさん)が、

「祭改」という、

いわゆる邪気払いをして頂いてたんですね。

その、気の達人「郭師兄」にお会いしに、

猫空(マオコン)ロープウェーに乗って、

「指南宮(ジーナンコン)」へ向かいます。



猫空(マオコン)ロープウェー 動物園站


MRT動物園站からちょっと歩きます。

1区間70元、少々お高いですね。

動物園站⇔指南宮站⇔猫空站と続きます。

猫空にもお洒落と絶景のカフェスポットがあるようですが、

1人なので行きません。

動物園站から1駅、指南宮站へ向かいます。






素晴らしい景色ですが、

とにかく寒い!

ゴンドラの窓が開けっ放しなので、

風がガンガン吹き込んできます。

ガタガタ震えながら、10分程で指南宮に到着です。


猫空ロープウェー 指南宮(ジーナンコン)站


着きました。

予習では、郭師兄にお会いできるのは、

午前中は9:00~11:00、

午後は14:00~17:00、

現在、10時ちょっと回ったところです。

広大な指南宮の敷地から、郭師兄のいらっしゃる、

指南宮濟世會」なる場所を、

探さなくてはならない...

かつ、時間もあまり無いため、

ちょっと焦り気味に指南宮方面へ下って行きます。


とにかく広いんですよ。

15分位歩いて、もう行き先が無さそうな廟、

(ここが純陽寶殿という場所だったようです)

もう自力で探すのは、時間的にも難しいので、

思い切って、純陽寶殿にいた方にお聞きしたら、

案内して下さいましたー!

純陽寶殿のすぐ裏手、

ありましたありました!

「指南宮濟世會」「祭改」の看板。

先客の女性の方が1人おり、

郭師兄は不在のようです。

現地の方のようで、英語で少し会話したところ、

やはり「祭改」希望でいらっしゃっているようです。

しばし待ちます。


指南宮濟世會


ほどなくして、いらっしゃいました郭師兄!

日本語は全く出来ないようで、先客の女性が、

どうもボクを先にとお話しされているようです。

申し訳ないので「どうぞどうぞ」とジェスチャーすると、

郭師兄、

「5ミニッツ!5ミニッツ!」

5分待っててとおっしゃっているようです。

営業時間?の看板を良く見たら、

午前中は11:30までとなっており、

まだ全然余裕でした(汗)


しばし待つと、

ピンク?赤?の紙に「氏名、住所、生年月日」を

記入するよう指示されます。

そして、なんと、

郭師兄、どこかへ電話しています。

すると、その電話にボクに出るよう指示されます。

「???」

なんと電話の向こうは日本人の女性の方!

ボクが北京語できないので、通訳に連絡して下さったのです!

本当ありがたい(泣)

どこのどなたかはわかりませんが、

ものすごく親切丁寧に通訳して下さいました。

最初は占い?のようだったんですが、

とにかく身体のことを心配されているようで...

特に昨年は最悪の年であったと...

まさにドンピシャで怖かった(汗)

ただ、体調が全快になれば、今年以降、

全般でうまくいくと!

今後の金運も問題ないとのことで、

安心しました。

その後、記入した紙に、おまじないなんでしょうかね。

複雑な文字や柄のようなものを記入し、

外の祭壇の前で、渡された紙と共に、ここで燃やします。


そして、


これをお守りにと頂きました。

普段の生活、仕事、運転、

全ての厄を避けてくれるそうです。

郭師兄、本当に優しい、素敵なおじさまでした。

感謝です。ありがとうございます。


指南宮 純陽寶殿


来た時は探すのにバタバタで、

全く写真を撮っていなかったので、

祭改を受け、とても清々しい気持ちで、

純陽寶殿を後にします。



指南宮 本殿


駅降りてすぐの本殿?は、

改装中だったんです。

全て足場で覆われてました。


指南宮を後にします。



さあ、次の目的は「占い」です。

実は、台湾来て占いをしてもらったこと、

1度も無いんです。

あんまり信じる方ではないんですけど、

今、自分が人生の節目にいる様な気がするので、

今後のことも含めて、しっかり見てもらいたいと思います。


台北で占いというと、

「行天宮」と「龍山寺」が有名ですが、

「行天宮」に、日本語のできる、

日本の芸能人ご用達の占い師さんがいるということで、

そちらで鑑定して頂こうと思います。


一路、行天宮に向かいます。

その前に、お腹が空きました。

2016年に行った、牛肉麺の美味しい店でお昼にします。



史記正宗牛肉麺 MRT行天宮 徒歩15分


牛肉麺の専門店です。

台湾のソウルフード、牛肉麺には、

「紅焼」赤い色のスープで基本辛め。

「清燉」白い澄んだスープで辛くない。

この2種類、

オーソドックスなのは「紅焼」ですかね。


今日はメニューの中で最もがっつりな、

「満漢牛肉麺(紅)」を頂きます。


満漢牛肉麺(紅)(マンハンニューロウミェン) 350元


これ、いわゆるチャーシューメンなんですが、

日本のと違うのは、

牛の色んな部位のお肉がこれでもか位入っています。

紅焼の肉、清燉の肉、スジ肉、ハチノスなど、

柔らかく煮込んだ、色んな種類のお肉が、

どっさり入っています。

前回も思ったんですが、ここの牛肉麺、

日本人大好きですよ。

味付けとか、麺の感じとか、

日本に出店したら大繁盛するんだろうなって、

思います。

店員のおばちゃん達もとっても好印象で、

美味しい牛肉麺なら絶対お勧めの1店です。


降りた行天宮站側へ戻ります。

商売のパワースポット「行天宮」を参拝します。



行天宮(シンチャンゴン) MRT行天宮すぐ


もう何度も来てるんですが、

なんでも、ここで無料でお祓いをしてもらえるそうで、

ぜひ受けてみたいとやってきました。


写真は撮っちゃダメだそうなので、

だいぶ遠くからですが、

この奥で、水色?の制服の様なものを着たおばあちゃん達が、

「収驚」という、

驚いたときに体から抜けた魂魄(こんぱく)を体に戻してくれます。

すごい並んでましたが、例のように並びます。

リュックを背負っていたんですが、

おろして手に持つよう指示されます。

そしてボクの番。

長いお線香をかざしながら、右側からお祓いをしてもらいます。

全身して頂いて、およそ数分で終わりです。

無料です。

指南宮での「祭改」と、行天宮での「収驚」、

ものすごく清められた気がします。

ありがとうございました。


さて、占って頂く先生は、

行天宮の占い横丁なる地下にいらっしゃいます。

行天宮の占い横丁は、行天宮側と反対側の地下に2か所、

どちらも繋がっておりません。

ボクは行天宮と反対側の地下にいらっしゃる、

「徐實琴」先生に見て頂きます。

地下に降り、お店見つけました!

が、小さな占いスペースに、大の大人が4人...

先生入れて5人...ギッチギチです。

ご家族ですかね。既に来店中でした。

お店の前にベンチがあったので、

しばし待ちます。

15分程でしょうか?ようやく先客が終わり、

先生にお声を掛けると、

「少しだけの時間だけどいいですか?」と。

やっぱり人気の先生なんですねぇ。

2組、2時間先まで予約で埋まっており、

次の予約まで15分位なら時間があると。

いやいや、しっかり見て頂きたかったので、

2時間先の予約をして、一旦ホテルへ戻ります。


実はホテル(龍山寺)のほど近くに、

饒河街夜市でおなじみ、「福洲元祖胡椒餅」の本店?

があるんです。

通りからはちょっと奥ばった細い路地にあるため、

非常に見つけづらいんですが、

初めて行ってみます。



福洲元祖胡椒餅 MRT龍山寺よりすぐ


既に10人以上並んでました。

番号札(14番)をもらい、しばし待ちます。

15分位まって、ようやくボクの番。

日本人の観光客も良く来ているようで、

受付のおばちゃん、しっかり日本語で対応してくれました。

並んでいる途中、関西弁(あれは大阪南部ですね)の

家族が来たんですが、

日本語通じるのに、番号札ももらわずオロオロ...

並んでた地元の方がジェスチャーで「受付しろ」と、

促していたのが印象的でした。

台湾の人って、本当に優しいですよね。

日本なら「アホやなぁ」って見てるだけなのに...

人情味溢れる街です。


ホテルへ持ち帰り、冷めた具合で頂きます。


これね、本当に熱いんですよ。

焼き立てをくれるんですが、すぐは食べれません。

火傷します(汗)

少し冷めたくらいがちょうどいい。

外はカリカリ、中は肉汁ジュワー。

葱の風味と胡椒のアクセントがたまらない。

台湾のB級グルメの最高峰ではないでしょうか。


5時半からの予約でしたので、

5時前にはホテルを出ます。


到着しましたが、少し早かったか、

前のお客さんがまだ鑑定中でした。

10分位待って、いよいよボクの番です。



行天宮占い横丁 徐實琴先生 西側地下中央付近


写真にもありますが、バナナマンや色んな芸能人が来店、

色んなガイドブックで紹介されているようです。

占い内容は色々ありますが、

基本的な占いであれば、

2種類で500元、

4種類で1,000元、

これ、とってもリーズナブルですよ。ホント。

事前に色々調べましたが、

大体、他は3,000元位はしてます。

良心的な先生なんですね。

ボクは4つ、恋愛、仕事、健康、お金。

まず恋愛。

結婚については、「そもそもボクにその気ない」と。

おっしゃる通りです(汗)

そして、プライドと理想がめっちゃ高いらしい...

いい人、ダメな人を教えてもらったんですが、

ダメな人(干支です)には、

完璧な尽くす側(尻にひかれる)になると...

で、3の倍数の月、年で、どうしても嫌になってしまう。

そういう運命だそうで...

全部当たってるんですよね(汗)

こりゃ怖い...

仕事は、身体次第だと。

身体が丈夫であることが大前提で、

今の仕事を辞めさえしなければ、全く問題ないと。

で、昨年1年は最低の運気だったが、

今年から上昇するから安心しろとのこと。

これ、郭師兄に言われたことと同じ...


色々とありがたいアドバイスを頂き、

これからの人生の道しるべとなりました。

ありがとうございました。


さてさて、

もういい時間です。

夜食に、今日は台北3日目にして初の士林夜市へ向かいます。

ワクワク♪



この雑多な感じ、たまらないですね。

これは、士林市場ではなく、夜市側

(MRT劍潭降りて右側)です。

ここに、美味しい葱油餅屋台があるんです。


郭家葱油餅(グォジャーツォンヨーピン) 士林夜市入口


並んでますねぇ。やっぱり美味いんですよね。


葱油餅(ツォンヨーピン)加蛋(ジャーダン)-卵入り- 30元


ここの葱油餅は(揚げ)タイプ。

カラっと揚げた葱油餅に、半熟卵が最高に美味いんです。

熱々を頂きます。



士林市場


やって参りました。

相変わらずすごい人です。



B2階の美食区もすごい人です。

金曜の晩だからでしょうか?

台北でも花金なんてあるのかな?

なんて思いつつ、

とても座れる状態ではないので、士林を後にします。


ゆったりと、美味しいものを食べたかったので、

予習してあった、ある店に向かいます。


MRT松山機場からちょっと歩くんですが、

この松山機場(空港です)、使ったことがないわりに、

テレビなんかで良く見かけるので、

初めて来た気がしません。


元々は国際線はこちらだけだったんでしょうね。

桃園機場よりも年期が入ってる気がします。

20分位歩いて、ようやく着きました。



小上海(シャオシャンハイ) MRT松山機場より徒歩20分


小龍包を中心に、色んな小吃(シャオチー)の食堂です。

今夜のメニューはこちら。



鮮蝦餛飩麺(エビワンタン麺) 90元

小龍湯包(ショウロンタンパオ) 120元

湖州肉粽(豚肉入り粽) 50元

芝麻包(胡麻餡饅頭) 50元


美味しかったんですが、

いくらなんでも食べ過ぎでした...

最後に残した芝麻包が、どうしても1個しか食べれず、

こっそりリュックの中へ...

明日の朝、食べることにします。

鮮蝦餛飩麺は、かなりの薄味です。

なので、備え付けの調味料で、好みのお味に、

調整してお食べ下さい。


嗚咽しそうな位の満腹感で、

また同じ松山機場站に戻るのはちょっとなぁと、

いうことで、違うMRTの駅へ歩きます。


お散歩中、


これなんでしょう?

すごい遠くからでも激目立ちのこの建物。

後で調べたら、

マンダリンオリエンタルホテル(台北文華東方酒店)

だったようです。

高いんだろうなぁ...


目指していた站に近づきました。


台北小巨蛋(台北アリーナ)


です。

イベント会場ですね。

夜でもこうしてイルミネーションしてて、

とっても綺麗でした。

ここから、台北小巨蛋站でMRTに乗って、

龍山寺のホテルへ向かいます。


食べ過ぎで胃薬飲みました(泣)


歡迎來到島上的幸福!台湾!