台湾旅行記-2015-
思い起こしながらのアップになるので、
少々、記憶が曖昧なところがありますが...
年毎の台湾の思い出達を残したいと思います。
2015年9月、社員旅行でもない、一人旅でもない、
気心知れた友人達との初めての台湾。
こんなにも楽しいものかと思い知らされた旅行でもありました。
今回は関空発、ピーチ航空でのフライトです。
第3ターミナル、ピーチ航空専用のターミナルなので、非常にこじんまりしていて、
国内線の出発ゲートの様でした。
搭乗です。
今はLCCのおかげで、本当に安く行けるのでいいですね。
ここから約3時間、台北桃園国際空港までのフライトです。
この時はまだMRTが桃園から台北まで接続していなかったので、
空港からはバスで約1時間、台北駅まで向かいます。
確か、NT$100≒370円だったと思います。
台北の玄関口、台湾高速鉄路、台湾鉄路、台北捷運の駅、台北車站です。
東京で言えば東京駅、大阪なら梅田駅みたいなもんでしょうか?
まあ、とにかくデカいです。どうも巨大なフードコートもあるようですが、
まだ利用したことはないです。
ここから、今回の宿泊地、西門(シーメン)までMRTで移動し、
1度チェックインしてから、観光時、必ず安全祈願に最初に行く、
龍山寺に向かいます。
龍山寺(ロンシャンスー) MRT龍山寺徒歩5分
この日の台北は曇りでしたが、気温は37~8℃、湿度90%以上と、
不快さこの上ない体感でしたが、でも数年後に行く冬の台北を経験すれば、
やはり暑くても夏がいいですね。色んな意味で(笑)
この付近に、華西町夜市という、ちょっと怪しい(?)ストリートがあるんですが、
そこをグルっと回って(昼間なので怪しさはゼロ)、
MRTで移動、いよいよメインのグルメに参ります。
金峰魯肉飯(ジンフォンルーローファン) MRT中正記念堂 すぐ
かの、リンチーリンも愛するという、とても有名な魯肉飯の専門店。
もちろん、魯肉飯以外のメニューもたくさんありますよ。
でも、やっぱり魯肉飯!ということで、
魯肉飯と、鶏肉と冬瓜のスープを頂きました。
ここの魯肉飯は、隠し味にカレーを使っているそうです。が、
カレーの味は全くしませんでしたが。
美味しかったですよ。
続いて向かったのは、現地の方々に人気の小龍包屋さん、
「蘇杭點心店」に向かったのですが、なんと...
改装中でお休み...
指示されている民生支点に行く術もなく...
台北最大の夜市「士林夜市」に向かいます。
士林(市場)夜市(シーリンイエシー) MRT剣潭すぐ
MRT剣潭の1駅先に士林という駅がありますが、そこではなく、
剣潭の駅を出てすぐ目の前から、とてつもない賑やかな街が広がっています。
駅を出てすぐの三叉路を右に行くと、
屋台街が並んでいます。
三叉路を左に行くと、しばらく屋台街を歩くと、
上記の士林市場に着きます。(この写真ではネオン消えてますが...)
1Fはお土産や服飾、射的やエビ釣りなどのアトラクション、
B1Fが美食区で、約30店舗以上の飲食店が立ち並んでいます。
なんせ、ものすごい人です。
人酔いする方には無理かもしれません...
今回はこの美食区で、たっぷりいただきました。
蚵仔煎(オアチェン)
牛肉麺(ニュウローミェン)
小龍包(ショウロンポウ)
炒空心菜(チャオコンシンツァイ)
炒海瓜子(あさりの炒め物)
炒飯(チャオファン)
で、〆にこんなものまで頂きました。
建物出てすぐ右手にある、士林豪大大雞排(屋台)の大雞排(ダーチーパイ)です。
とにかくデカい... 顔くらいあるでしょうか。
3人でシャアして食べました。(確か...)
散々食べて、移動の疲れもあり、初日はこれで終了。
ホテルへ戻って明日に備えます。
2日目
めっちゃ早起きして、超有名な朝ご飯屋さんに向かいます。
阜杭豆漿(フーハンドウジャン) MRT善導寺 すぐ
6時前位なので、こんな感じですが、
もっと遅い時間だと大行列です。
ここへ行くなら、とにかく早い時間に行くのがベスト。
一緒に行った相方は、早朝すぎて超不機嫌でしたが(笑)
鹹豆漿(シェンドウジャン)、厚餅夾蛋(ホウピンジアダン)
鹹豆漿はおぼろ豆腐、厚餅夾蛋は台湾版玉子サンドです。
とにかく美味いんです。毎日朝ご飯これでいい位(笑)
腹ごしらえもして、一旦ホテル帰って、行動開始します。
行天宮(シンチャンゴン) MRT行天宮 徒歩5分
商売の神様だそうです。中の写真は撮ってませんが、
ボランティアでお母さん達がお祓いをしてくれます。
(旅行記2018にて掲載してます)
台湾式おみくじや、熱心にお祈りしてらっしゃる方々がたくさん。
台湾の方は本当に信心深いんですね。
さらに移動。
迪化街(ディーホアジェ) MRT雙連 徒歩15分
古いレンガ作りの建物が立ち並ぶ、乾物中心の問屋街です。
本当はMRT北門からあるいた方が、迪化街の西側近くに出られるのですが、
MRT雙連には近くに有名な雙連朝市があるので、
そちらに立ち寄りながら、少し歩いて向かいます。
霞海城隍廟(シアハイチェンホアンミャオ)
恋愛の神様(月下老人)を祀る神社です。
いつも女子でごったがえしていますよ。
霞海城隍廟のほど近くにある路面の食堂で、
美味しい鶏肉飯(チーローファン)を頂きました。
ちなみにこの店、「孤独のグルメ(台北編)」で紹介してたお店の一つ。
シンプルだけど、本当に美味しい鶏肉飯でした。
腹ごしらえしたところで、さらに移動。
この暑さの中、温泉へ向かいます(汗)
MRT淡水線で北投まで行き、1駅、新北投へ向かいます。
北投站から、この電車に乗り換えます。
カラフルなデザインが個性的ですね。
MRT新北投
徒歩15分位でしょうか、北投温泉の共同浴場に向かいます。
この向こうが公衆浴場(親水公園露天温泉浴地)です。
入浴料はNT$40≒150円位です。
男女共用で、水着着用で入浴です。
売ってますが、レンタルはありません。
さすがに中の写真は撮ってませんが、中に大きく3段に分かれていて、
上が1番熱く、下に行くにつれぬるくなっていきますが、
1番ぬるいはずの下段でも、足をつけられない位熱いです...
まあ、夏場ってのもあるんでしょうが...
ちなみに暑くて立っていると、監視員のじいちゃんに怒られます。
ご注意を!
暑い中、熱々になってグダグダで荷物を置きに西門のホテルへ一旦戻り、
次の目的地へ行く前に、ちょっとクールダウン。
于記杏仁豆腐(ユージーシンレンドウフ) MRT西門 すぐ
杏仁味のかき氷です。
ボクは杏仁豆腐が大好きなので、これはめっちゃ好き。
本当に美味しかったです。
ただ、受付のねーちゃんの態度の悪いこと悪いこと...
日本ならクレームもんですわw
まあ、文化の違いなんでしょうかね。
で、今回の旅行のメイン、九份(ジイウフン)へ向かいます。
そう、「千と千尋の神隠し」のモデルになったと言われている場所ですね。
色んな行き方がありますが、あえて鉄道の旅を選択。
台北車站から台鉄で特急「自強号」に乗って、
「瑞芳車站」へ向かいます。乗車時間は小一時間です。
台鉄 瑞芳車站
ここからタクシーで20分位でしょうか。九份へ向かいます。
現在、17:22。提灯に灯がともる時間には丁度いいですね。
まあもちろん、その時間を狙ってきたんですが。
九份です。まだちょっと明るいですね。
ボクらが到着した時にちょうど日本人の団体客が到着してて、
日本人でごったがえしてました...
ここどこやねん...
暗くなってきて、
これです。これこれ。
本当に綺麗でしたよ。
この「阿妹茶摟」、中でお茶できるんですが、今回は無し。
旅行記-2016-にてレポートしています。
この場所に到着する前に、老街という商店街の様な所を通るんですが、
ものすごい臭いを発する何かを発見...
そう「臭豆腐」です。
ものすんごい臭いです...
連れが買って、美味しそうに食べてたので、ちょっともらったのですが...
嗚咽...
この煮込みタイプの臭豆腐はボクは無理でした。
ちなみに、2016年、揚げタイプの臭豆腐にチャレンジしましたが、
これはイケました!
みなさんもどうぞ。
九份を後にし、いよいよ夜市に繰り出します。
今夜はこちら!
実は、まだこの頃、MRTが松山まで開通しておらず、
台鉄を利用するしか手段が無かった夜市です。
なのでこの時も、瑞宝車站からの帰り、松山車站で下車して、
向かった夜市です。
饒河街夜市(ラオハージエイエシー)
台北№2の規模を誇る夜市です。
入口には、
松山慈祐宮があります。
全5階?6階?全ての階に神様が祀っています。
中は独特の雰囲気ですよ。
この松山慈祐宮側の入り口すぐに、超有名な胡椒餅屋(福洲世祖胡椒餅)があります。
食べたんですが、連れの一人が迷子になり...
写真撮ってません(汗)
この後、偶然合流できたんですがw
この 饒河街夜市でお勧めなのが、
東發號の綿線(ミェンシェン)です。
牡蠣、ホルモンをかつおダシでじっくり煮込んだスープに、
日本の素麺のようなものを煮込んだ麺料理なんですが、
これ、めっちゃ美味いです。本当に美味しい。
半分位食べたら、卓にある辛味の素みたいのをかけると、
ガラっと味が変わり、さらに美味くなります。
ただ、本当に辛いので、ちょっとにしておきましょう。
あと、油飯も美味しいですよ。
メニューは麺線と油飯と肉羹の3種類のみです。
たらふく食べて、ホテルのある西門へ戻ります。
夜の西門です。
日本で言えば渋谷、原宿といったところでしょうか。
夜でも若い人達でかなり賑わっています。
ユニクロの前で、ハープ?路上で演奏してたんですが、
うっとりするような音色を奏でていて、しばし聞き入ってました。
こうして、九份を堪能した2日目でした。
3日目
真正面に台北101が見えますね!
MRT東門を下車して、永康街(ヨンカンジエ)に向かっています。
これは、永康街の入口にある、小龍包で超有名な「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の
本店の前です。
毎日こんなに並んでます。ほぼ日本人ですって。
どんだけなん?って思うと思いますが、ホントに美味いです。
全てのメニューがいちいち美味いです。
値段は少々張りますが、行ってみる価値有です。
ちなみに本店は混むので、台北101のB1にある支店が比較的空いてます。
ここもいつも長打の列。かき氷屋の「思慕昔(スムージー)」です。
若い女の子でわんさか...
ちょっと引きますね(汗)
なので、永康街では、有名な葱油餅のお店「天津蔥抓餅(ティェンシンツォンジュアビン)」で、
ハム、玉子入りの蔥抓餅を頂きました。
これも美味かった。
永康街は出て、MRTで信義安和へ向かい、徒歩である場所へ向かいます。
芒果恰恰冰館 (マンゴーチャチャ) MRT信義安和より徒歩15分
日本にも支店がありますね!
渋谷?原宿?では長蛇の列だそうですが、ここは余裕で入れます。
名前の通り、マンゴーかき氷専門のお店。
日本語メニューもあり、日本で食べるよりも安い!
かつ、かき氷もマンゴーも最高に美味しいです。
暑い中、美味いかき氷を食べて、ここからもう見えてる、
アジア最高峰のビル、台北101へ歩いて行きます。
台北101 MRT台北101より地上出てすぐ
名前の通り、地上101階建て、高さ509.2mの、アジアで最も高いビルです。
ドバイの「ブルジュ・ハリファ」が出来るまでは、世界一高いビルでした。
この台北101の上空は、飛行機やヘリは飛んではいけないらしいです。
もちろん、上空からの撮影も禁止。
89~91階が展望台になってますが、世界最高速のエレベーターに乗るのに、
NT$600≒2,200円掛ります。ちょっと高いですね...
展望台からの景色です。
一部、ガラス張りの床の部分があり、足がすくみます...
マスコットキャラクターの「ダンパーベイビー」です。
台北101からの景色を楽しんでから、
徒歩で2件目のかき氷屋さんを目指します。
これは、途中にあった、
國父記念館(クォフウチーニェンクワン)です。
ここで言う「国父」とは、台湾建国の父「孫文」を指します。
この時は中には入りませんでしたが、中に8.9mの孫文のブロンズ像が鎮座しています。
そして目的地の、
ICE MONSTER MRT国父記念館より徒歩15分
ここも、日本にも支店がある有名なかき氷屋さんです。
マンゴーチャチャよりメニューが豊富です。
ただ、めっちゃ混んでます。
食べたんですが、写真撮り忘れました...
美味しかったですよ。
で、かき氷を食べて、ちょっと時間が早いですが、
15時から営業しているので、再び士林夜市へ行きます。
ね、まだ明るいですね。
おかげで空いてます。
なので、ゆっくりと、色んなものを食します。
鶏肉飯(チーローファン)に、
牡蠣のスープ、
鮑と牡蠣づくし。
最後の夜なので、この後、台北のナイトスポット「林森北路(リーセンペイルー)」へ
繰り出します。
とある店に呼び込み?で入ったんですが、写真は撮ってません。
もちろん、お持ち帰りなどしてないですよ(笑)
ホテルのフロント横のベランダからの夜景です。
名残惜しさを感じつつ、3日目も終わってしまいました。
最終日
もう、朝からぐだぐだです(笑)
台北車站まで徒歩で向かいます。
お昼に台北車站で有名な駅弁を食します。
「臺鐵便當本舗1号店」排骨便當(60元)
駅の外で灼熱地獄の中、弁当を食べて、バスで桃園空港へ向かいます。
ちなみに台北市内のMRT及びバス内では飲食禁止なんです。
台鉄と台湾高速鉄道(新幹線)のみ可です。
バスからの景色。
本当にこの時間が嫌なんですよね。
帰りたくなくて...
空港の喫煙所から見えた夕焼けに、
「必ずまた来るよ」って願掛けをして...
2015年の台北旅行が終わってしまいました。
今まで、社員旅行か一人旅しかなかったので、
気心知れた仲間と来る台北が、こんなにも楽しいものかと、
つくづく思い知らされました。
これに味を占め、また来年の、さらに楽しい台北旅に続くのです。