観光名所
お洒落で最先端な街並みと、昔ながらのレトロタウンが混在する、
本当に個性豊かな台北。
ここでは、その代表的な観光スポットを、ほんの一部ですが紹介します。
台北101(タイペイイーリンイー)
信義區(MRT台北101駅)
アジアで一番の高さ(509.2m)を誇る、地上101階建ての台北のシンボル的存在。
89階と91階にある、屋内外の展望台から望む台北の街は圧巻。夜景は特にお勧め。
ちなみにエレベーターは世界最速です。
龍山寺(ロンシャンスー)
1738年創建という台北最古の寺院で、市内で最も高い格式を誇るお寺です。
日本的に言うと、お寺というより神社ですね。神様祀ってますので。
台北随一のパワースポットです。
中正紀念堂(ジョンジェンジーニェンタン)
中山南路21號(MRT中正紀念堂駅)
中華民国の初代総統、蒋介石(1887~1975)の功績を記念して建設された建物です。
蒋介石像が安置されていたり、中国式庭園、回廊、植物園なんかもあり、
日本にはない雰囲気です。
228和平公園(アーアーバーホーピンゴンユエン)
中華民国では有名な事件(228事件)の記念に建てられた公園です。
知ってますか?
戦後、日本統治後の台湾人と大陸(中国人)との衝突です。
この頃から大陸(中国)とは対立していたんですね。
中正紀念堂から近いです。
総統府(ゾントンフー)
1919年に旧台湾総統府として建造された、ルネッサンス様式の洋館で、
設計は何と日本人。
現在は中華民国の元首、総統が執務を行う総統府として使用されています。
迪化街(ディーホアジエ)
18世紀末、中国大陸からの移民が水運を利用して形成した
問屋街。
漢方や乾物などの老舗問屋が並んでて、とってもレトロな街。
この街の中ほどに、
↓永楽市場
という、布問屋ばかりのショッピングセンターがあります。
少々時間はかかりますが、オーダーメイドの客家花布を使ったバッグを
作ってくれますよ。
また、この街はグルメも有名で、あの『孤高のグルメ』でもロケを行った
↓永楽小乞
があり、ここの鶏肉飯(チーローファン)は本当に絶品です。
永康街(ヨンカンジエ)
信義路二段(MRT東門駅)
世界の美食ランキングで10本指に入る名店『鼎泰豊』の本店があることで有名な街。
そして、それに留まらず、ここには(文化)と(芸術)を遊ぶ人達が大勢住む街なので、
食も味だけではなく、非常に個性の強いものが多いです。
先述の(鼎泰豊)本店や、マンゴーかき氷の思慕昔(スムージー)が有名だが、
非常に混むため、それぞれ別の店で食すのがベスト。
鼎泰豊からほど近い、天津蔥抓餅(ティェンシンツォンジュアビン)の、
葱油餅(ツォンヨーピン)が絶品です。
西門紅摟(シーメンホンロウ)
西門駅のすぐ近く。
西門とは、日本でいう渋谷?原宿?若者のカルチャーの最先端を行く街↓
↑この駅降りてほど近い場所にある、八角形レンガ作りの建物で、
日本統治時代の1908年、日本人によって建てられたものです。
今は若者の情報発信基地として使われてるそうです。
故宮博物院(グオリーグーゴンボーウーユエン)
世界四大博物館の一つ。国宝級の美術品が所狭しと並んでいます。
なかでも、
↑翠玉白菜(ツイユーパイツアイ)国宝です。
台湾では、白菜は清廉潔白を意味するありがたいもので、
そこにキリギリスをあしらっています。高級な翡翠の彫刻です。
他にも、
↑肉形石(ローシンシー)(これ石ですよ!)や、
↑彫橄欖核舟(ディアオガンランフージョウ)オリーブの種に掘られた船。
虫眼鏡で見ます。扉も開閉するんですよ。
など、どれも国宝級の宝物が処狭しと展示されています。
ただ、アクセスもあまりよろしくありません。
行き帰り共、士林駅からタクシーを使った方がよさそうです。
ただ、帰りのタクシーについては、必ず博物院のインフォメーションセンターで
呼んでもらいましょう。
路上待ちのタクシーに乗るとぼったくられますのでご注意を。
行天宮算命街(シンティエンコンスアンミンジェ)
行天宮地下街(MRT行天宮駅)
いわゆる、占い横丁です。
台湾は占い文化!なんでも占いで決めるそうですよ。
めっちゃ当たるらしいですよ。
日本語もほぼOKです。
実はこの行天宮、
商売繁盛と厄払いの神様。
独特なおみくじがあるのでよかったらお試しを。
霞海城隍廟 (シャーハイチェンファンミャオ)
迪化街一段61號(MRT雙連駅)
観光客にも超有名な、縁結びの神様(月下老人)が祭られている神社。
『運命の赤い糸』伝説、実は、中国の「続幽怪録」に出てくる縁結びの神様
「月下老人」の故事に由来するもので、その「月下老人」を祀る神社、
台北に三か所ありますが、1番ご利益があると言われている神社です。
若い女性ばかりですが、いつも参拝者で賑わっています。
ちなみに私3度程参拝してますが、ご利益にあやかっておりません...
忠烈祠(ジョンリエツー )
抗日戦争で犠牲になった33万人の英霊が眠る場所。
ちなみに日本統治時代(護国神社)として存在していたものを、
植民地時代の日本の神道信仰の痕跡を無くすため、
名称を変えたんだそうです。
ここでは、1時間おきに、衛兵交替式があるんですが、
これが圧巻で、交替前の衛兵(↓の人)
全く動きません。瞬きすらしません。
記念撮影はOKですが、話しかけたり触れたりはNGですのでご注意を。
九份(ジィウフェン)
今、台湾観光といえば、最もポピュラーで人気があるのではないでしょうか。
『千と千尋の神隠し』のモデルとなった場所と言われてるとこです。
元は金鉱山で栄えた街で、今は閉山し観光スポット化してます。
やっぱり提灯灯った夕方~の時間帯が綺麗です。
展望台にいくまでに、いっぱいB級グルメが楽しめますから、
お腹空かせて行ったほうがよさそうです。
展望台まで行くと、そのモデルになったと言われている場所
↓阿妹茶酒館(アーメイチャージイグアン)があります。
晴れていればぜひ、テラス席でお茶して下さい。
最初教えてくれますが、自分で入れるお茶の味と、
テラス席から望む景色はまた格別ですよ。
十份(シーフェン)
台湾鉄道瑞芳駅乗り換え平渓線十份駅
最近の九份ブームの余波に乗って、非常に人気がある十份。
九份へ行く最寄駅の瑞芳駅で平渓線に乗り換えて約1時間。
アクセスは非常に不便で平渓線でも座れる確率はほぼゼロ...
でも、そんな思いをしてまでもぜひ行って欲しい十份。
天燈上げのところと言ったらイメージ湧くでしょうか。
色によって意味が決まっている天燈(黄色=金運など)に、
それぞれ願い事を書いて上げます。
願い事が叶っているのかはわかりませんが...
ここでノスタルジックな想いに耽ってみるのもいいかもしれません。
線路の上で天燈上げしますので、くれぐれも電車にはご注意を。
1時間に1本のペースでしか電車がありませんので、帰りの電車の時間と、
その混みっぷりは覚悟しておいた方が良さそうです。
新北投(シンペイトウ)
台北は温泉天国です。
なかでもこの北投は、台北近郊では最もメジャーな温泉街、
その中にある共同浴場です。
台北からMRTで30分位ですが、台北市内ではなく、
お隣り新北市にあります。
男女共同ですが、水着着用です。
上、中、下段と3段になる湯船がありますが、上につれて熱くなります。
一番上はかなりの高温です。夏場は足をつけることすらできません。
そのくらい熱いです。
なお、湯船で立っていると、監視(?)のおじいちゃんに怒られます。
必ず座って入りましょう。